製作のきっかけ・着想
ハラスメント理解が高まる一方、理解しようとしない、できない人たちがいる。これは一つにはハラスメントの発生が、する側とされる側の認識の齟齬に基づいているからである。された側は傷を負うが、する側はたいてい悪気がない。この認識の齟齬は、裁判映画に似て映画における推進力を生み出すと考えた。なぜ認識に齟齬が生まれたのか、それを解消する余地は存在するのか。こうした問いに対して異なる立場から様々な主体が回答しようとするとき、「物語り」は消え、自ずと運動が立ち現われてくると考えた。
意気込みやメッセージ
都市生活特有のどこかけだるく、割り切れない感覚を感じていただけたら。
-
影響を受けた監督・作品・アーティストなど
-
侯孝賢監督、三宅唱監督
-
映画作りでこだわっていること
-
単純なショットをつなげ、前後のショット同士に連鎖反応を起こすこと。様々なイメージを喚起する力のある映画にすること。
-
現在注目している監督・アーティスト
-
小田香監督

監督プロフィール
2001年静岡県生まれ。大学入学を機に自主映画の制作を開始。これまで劇映画や再開発に関するドキュメンタリーなどを制作。前作『あるきはじめて』(2024)は、高円寺国際学生映画祭銀河マリーゴールドシネマ賞、第三回山国映画祭優秀作品。
| キャスト | 小田篤、藤沢光希、戸丸杏、三村弘幸、隈坂健太、秋沢隼市 |
| スタッフ | 音声:松本大河、楠城海斗、古池陽生 協力:小泉涼葉、松澤友貴 |



